債務整理する際に生命保険は解約する必要があるの??

債務整理をする時に、私自身が懸念していた一つが、「家族に内緒にしたい」という事と、「家族に迷惑をかけないようにする」という事でした。

 

そのため、例えば、

  • 住宅ローンが残っているけど、持ち家は売却しないといけないの?
  • 預貯金などがあるけど、それらを支払いに充てないといけないの?
  • 生命保険や学資保険をやってるけど、解約しなければいけないの?

など、家族にも関係する事については、とても不安でしたし、しっかりと確認したいところでした。

 

また、債務整理後に、

  • 新しいローン、クレジットカードなどの作成は出来るの?
  • 生命保険に新たに加入は出来るの??
  • 居住地の制限や消費(浪費??)の制限はあるの??

という事も気になり、もしこれらの不都合があるのであれば、我慢して債務整理をしないで返済できる方法を模索しなければ・・・

と思っていました。

 

今回は、この中で「債務整理すると解約が必要なの??そして、債務整理後に、保険は新たに加入できる?」という点について、まとめていきたいと思います。

 

債務整理をすると、保険は全て解約する必要がある??

まず、最初に債務整理をする時に、保険を解約する必要があるかどうかについてですが、結論としては、「一部解約する必要があるケースがあるが、必ず解約するのが債務整理の条件では無い」という事です。

 

債務整理には、

  1. 自己破産
  2. 民事再生
  3. 特定調停
  4. 任意整理(過払い金返還請求含む)

の手続きがありますが、自己破産をするケースでは、債権者届け出をすると同時に、生命保険の加入状況などを裁判所に提出する必要があります。

この書類は、保険会社が作成するのですが、「解約返戻金見込み額証明書」と呼ばれるもので、これを見ればどれくらいの解約返戻金が戻ってくるかがわかります。

この金額が、20万円を超える場合だと、負債の補填で解約を求められてしまう事があると思って良いかと思います。

(=いわゆる、管財事件として扱われるという事です、破産の流れは、債務整理 官報でまとめていますので、参考にして頂ければと思います。)

 

ここまでのまとめ

自己破産以外の手続きについては、返済義務が残るものばかり(過払い金については、あなたにお金が戻ってくるものですw)ですので、生命保険を解約したり、持ち家や自家用車を売却するような事もありません。

自己破産をする際にだけ、生命保険の解約に影響があるという事を憶えておきましょう。

 

債務整理後、保険に加入する事は出来ないの?

次に、債務整理の手続きを取った時に、生命保険や学資保険、自動車保険(損保)に加入したい時、保険会社は加入を拒否するのか??

という話ですが、結論としては「保険会社が債務整理を理由に保険加入を断る事は無い」という事です。

 

もちろん、各種保険には加入条件がありますので、それらの基準を満たしていなければ、保険に入れないのは言うまでも無いですが、生活に不自由を与えたり、消費に制限を加えたり、行動の自由を奪うような事は、債務整理の手続をしても、行われる事はありません。

(一部、自己破産の申し立て時に、職業上の制限などを加えられたり、移動の制限を加えられる事があります。)

 

私は、これらの事を確認したので、生命保険の解約をしなくて済む、そして借金返済も減額してくれて、将来利息をカットしてくれる事で、返済目処もつきそうだ・・・

という事で、任意整理の手続を選びました。

 

今でこそ、すべての借金を返し終わりましたので、気分も楽ちんになりましたけど、当時はとても大変だった苦い思い出しかありません。

しかし、債務整理を納得してしなければ、いつまでも手続きをしなかったでしょうし、借金問題も解決に向かう事はなかったかも知れません。

 

そう考えると、あるべきタイミングで、しっかりと手続きを取れた事は良かったなと思います。

今でも、生命保険や学資保険を解約せずに、コツコツと積立できていて、将来の備え、急事の備えは出来ているので、何も影響が出なくて本当に良かったと思っています。