住宅ローンの返済に行き詰まり、3000万円の借金が残るも民事再生で毎月の返済額を抑える事に成功

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住宅ローンの返済に行き詰った時、銀行に相談して毎月の返済額を下げてもらう事で負担を軽減したり、返済の猶予をもらう事もありますが、それだけでは解決できない時に、債務整理の中では民事再生の手続を取るのも一考です。

民事再生であれば、住宅を所有したままで解決する道もありますし、実際に借金3000万円が残るも、返済目処がたった事例もありますので、ここでは民事再生の体験談と合わせて紹介したいと思います。

 

住宅ローンの返済に行き詰まり、借金返済できず

1102住宅ローンの返済が行き詰まり、個人再生を申請しました。

私は好景気だった2007年に、東京都心の港区に新築分譲マンションを購入しました。価格は9000万円です。

この頃は、好景気でマンション価格が上昇していましたし、私が勤務していた会社も好業績だったのです。

そして、同じ2007年に株式を上場して、自分もストックオプションを保有していたので、うまくいけば5000万円はストックオプションで賄えると思ったため、高級マンションの購入に踏み切りました。

 

ちなみに、ストックオプションとは自社株式を、あらかじめ決められた株価で購入できる権利のことです。

ストックオプションの権利行使価格が、株価が100円で、実際の株価が600円になっていれば、差額の500円分が自分の利益となります。

ですから、10万株持っていた私の場合、5000万円が利益となるのです。

ちなみに、このとき購入した分譲マンションについては頭金は500万円だけで、残りの8500万円は銀行から借りた住宅ローンでした。

 

月々の返済金額は約26万円にものぼりました。

当時の私の手取り月給は40万円でしたので、文字通り生活するだけでギリギリの状態でした。それでも大丈夫と思っていたのです。

 

ところが、2008年になってリーマンショックが発生し、株式市場が大暴落に見舞われてしまいました。

私が勤務している会社の株価は、2007年には650円まで上がったのですが、リーマンショック後にはなんと50円まで下落してしまいました。

もちろん、ストックオプションを権利行使することはできません。それでも、我慢を重ねて待っていれば、なんとか株価は再浮上すると思っていました。

 

しかし、2009年に入っても、2010年になっても私の会社の株価はせいぜい150円までしか戻りません。

私は途方に暮れてしまいました。おまけに、リーマンショック以降、私の会社の業績が赤字転落してしまい、なかなか黒字転換することができず、社員の給与を一律15%カットされることになってしまいました。

 

こうなると、毎月の住宅ローンの返済に苦しむことになってしまいます。

2011年に入って、私はとうとう住宅ローンの返済を延滞するようになってしまいました。2カ月連続延滞してしまい、銀行から催促状が送付されてきました。

私は、抜けだせない借金地獄に陥る前に、会社で付き合いのある司法書士事務所に相談してみました。

すると、任意整理をすれば負債を軽減できるとアドバイスしてくれました。

 

最初は個人的に、司法書士か弁護士に相談しようと思ったのですが、あまりに金額的に規模の大きな話ですので、あえて会社の顧問をしてもらっている司法書士に相談したのです。

この方が、間違いがないと思ったのです。そして、資産状況や、現在の給与収入、住宅ローンの内容などを司法書士に説明して、マンションの処分を前提にした再生計画を作ってもらいました。

そして、裁判所に民事再生を申し立て、再生手続きが始まりました。話し合いのすえ、再生計画案が決定し、裁判所で認可されました。マンション価格は下落していて、売却したあとは3000万円の借金が残りました。

この3000万円についての銀行への返済額が、月々約7万円に抑えられました。全てを失って、これから再起をはかって頑張っていきたいと思います。

 

毎月の返済額が3分の1以下にする事で返済余力も生まれます

体験者の方は、住宅ローンだけで26万円と相当な負担がある中で、リーマンショックなどの景気の悪化があったわけですが、今後もリーマンショック級の景気悪化がある可能性はありますし、何より離職したり、収入が減少したり、支出が増加する事など、誰にでも起きうる事です。

そんな中で手取り収入の3分の1を超える金額の住宅ローンを組むのは、相当難しい事ですし、続ける事が困難な事である事も忘れないようにしましょう。

 

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