債務整理の種類にはどんなものがあるの?

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一言に債務整理と言っても個人の借金や法人の借金などで債務整理の方法や進め方が変わってきますが、基本的には

  • 任意整理(私的整理と呼ぶ場合もあります)
  • 特定調停
  • 自己破産
  • 民事再生

といった種類の分類が出来ます、これらの方法の中から弁護士や司法書士といった法律の専門家と相談しながら、現在の債務状況などを確認しながらどの債務整理をするのが一番か?を検討していく事になります。

最初にしっかり決めておくと、債務整理をするのもスムーズに進みますし、債務整理の手続がスムーズに進むという事は借金問題を解決するまでの時間が短縮出来るという事を意味していますし、何より債務整理後の生活を立て直す事にも繋がります。

 

実は、債務整理で一番大事な事は、「債務整理後の生活再建」だと個人的には思っています。

例えば、無理な返済計画を立てて任意整理をしたとしても、返済が続かなければ、不利益を被るだけですし、時間の無駄になります。

また、債権者から強制執行されるような事もあり得ますので、無理な返済計画にならないようにするためには、最初からしっかりと返済計画を立てて、返済余力を考えた上で債務整理をする事が大事になってきますので、弁護士や司法書士といった専門家がいた方がスムーズに進めるかと思います。

 

それでは、ここからはそれぞれの債務整理のメリットとデメリットについてまとめていきたいと思います。

先ほども言いました通り、弁護士や司法書士がいるとスムーズに手続きを進める事が出来、最適なプランを考えてはくれるのですが、ご自身でもメリットとデメリットを知った上で相談にいく方が、より債務整理に対するイメージが付きやすいかと思いますので、参考にして頂ければと思います。

 

任意整理のメリットとデメリット

任意整理とは、債権者と債務者(代理人の場合もあり)が直接話し合い、裁判所の力を借りずに、今後の返済計画について考える債務整理の方法です。
通常は3年~5年の範囲で、将来利息をカットし、元金のみを返済していくスタイルになります。
●任意整理のメリット
  • 特定の業者のみ任意整理する事も出来るので、例えばクレジットカードだけはきちんと支払いたい場合にも対応可能。
  • 家族や会社など誰にもバレる心配はありません。
  • 任意整理の間は、取り立てストップ、支払もストップされます。
  • 引き直し計算を行った結果、過払い金請求が出来るケースがあります。
●任意整理のデメリット
  • 信用情報に異動情報と呼ばれるブラックリストに5年ほど登録されるので、新規の借入やカードを作るのが出来ない場合があります。
  • 返済計画がそもそも無理な計画だった場合、返済できずに強制執行される可能性がある。
  • 貸金業者が任意整理を認めない場合、示談交渉が出来ない。

 

民事再生のメリットとデメリット

民事再生法にもとづいて、裁判所に申し立てする事で、借金の総額を5分の1もしくは100万円に減額し、3年~5年程度で返済を進める債務整理の方法です。
住宅や車など資産を持っている方でも、売却される事なく手続きが出来る方法としても知られています。
●民事再生のメリット
  • 家族や会社など誰にもバレる心配はありません。
  • 民事再生の手続中は、取り立てストップ、支払もストップされます。
  • 住宅や車など、大事な資産を手放す事なく借金を大幅に減額する事が可能。
  • 任意整理に比べて、大幅な借金の減額が期待できる。
●民事再生のデメリット
  • 信用情報に異動情報と呼ばれるブラックリストに5年ほど登録されるので、新規の借入やカードを作るのが出来ない場合があります。
  • 再生計画を立てる前提として、ある程度の収入があり安定した返済余力がある事が求められます。
  • 手続きが複雑、法律用語や書類も煩雑なため、個人で手続きをするのは大変。

自己破産のメリットとデメリット

破産法に基づいて、自己破産の手続きを行い、免責決定を得る事で借金をチャラにする事も可能です。
ただし、一部の債権(非免責債権)は支払い義務をま逃れる事は出来ません。
●自己破産のメリット
  • 自己破産の手続き中、取り立て行為はストップします。
  • 借金は非免責債権を除き、全てチャラにする事が可能です。(非免責債権についてはこちらで書いています。)
  • 収入がなくても手続きが出来ます。
●自己破産のデメリット
  • 信用情報に異動情報と呼ばれるブラックリストに5年~10年ほど登録されるので、新規の借入やカードを作るのが出来ない場合があります。
  • 生活必需品や20万円以下の財産や預貯金は残りますが、その他の財産は全て精算されます。
  • 家族や会社にバレるリスクはあります(住居の差し押さえなどがある場合は、引っ越しを伴いますので、バレずに手続きするのは難しいです。)

 

特定調停のメリットとデメリット

裁判所が仲介して、任意整理のように債務者と債権者が話し合いを行い、返済計画を立てる方法です。
特定調停では、調停委員と呼ばれる方が仲介して和解に努めますが、基本的には任意整理と同じです。
●特定調停のメリット
  • 手続きが比較的簡単なので、自分で手続きする事も可能(出来れば費用も安く済みます)
  • 任意整理と同じで特定の債権者のみ特定調停する事も可能
  • 将来利息をカットし、元金を分割返済する事を基本とします。
  • 調停に代わる決定(17条決定)を提出して、和解する事も可能
●特定調停のデメリット
  • 信用情報に異動情報と呼ばれるブラックリストに5年ほど登録されるので、新規の借入やカードを作るのが出来ない場合があります。
  • 元金の減額が出来ないケースが多い。
  • 返済が滞ると強制執行されたり、一括請求を受ける可能性がある(和解調書が債務名義となります。)

上記の通り、それぞれの債務整理の手続にはメリットもあれば、デメリットもあります。

どの方法で手続を取るのか?決める際には、これらのメリットやデメリットを知った上で手続きを取るようにしてみて下さいね。