特定調停と17条決定は同じなの??

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特定調停と呼ばれる債務整理の方法がありますが、特定調停の中で「17条決定」と呼ばれる方法で和解する事がありますが、調停の際に和解の成立見込がない場合に裁判所が答弁書などの書類や状況を確認しながら、当事者双方の公平を期した上で調停委員の意見をもらいながら、裁判所の職権で和解をするものです。

結果的に特定調停で和解が成立したのと同じ効果を得ることが出来るのですが、17条決定の場合は「告知を受けた日から2週間以内であれば当事者は異議を申し立てる事が可能」となっていますので、異議が出なければ和解成立となります。

 

特定調停については、特定調停のメリットとデメリットには、どんなものがあるの?も紹介していますが、メリットもあればデメリットもありますし、その他にも様々な債務整理の方法がありますので、自分にあった債務整理の方法を選択するのが良いかと思います。

 

ここからは、実際に債務整理の手続を取られた方の中で、特定調停を使われた方の体験談を紹介します。

これから特定調停を検討している方は、参考にして頂ければと思います。

 

知り合いから特定調停を教えてもらい手続きする事に

借金をしたことがある人は解ると思いますが、誰もが最初はお金を借りるということに抵抗があると思います。そこから一歩踏み出すか、踏み出さないかで大きく人生が変わると思いました。

最初に私が借金をした経緯を聞くと、誰もが馬鹿だと思うでしょう。

 

私自身も思いました。金を海外で買ってきて日本で売るとすごく儲かるので、それに投資するというものでした。

当然そんな簡単にはお金が儲かるはずもなく、実際にお金が貰えたのは8万円一回だけでした。その時に作った借金が120万円でした。そして初めて簡単にお金が借りれることを知ってしまったのです。

 

その後借金が、400万円近くになるまでは、そんなにかかりませんでした。当時はネットワークビジネスや、ねずみ講まがいのものが沢山あり、私の周りにもやっている人間が沢山いました。

そして私は一番してはいけない事、騙されたお金を取り返そうと他のものに手を出す行為をしてしまったのです。

 

そしてまた騙され借金が膨らむ。それを、3回ほど繰り返しました。

当時は新たに、カードローンや銀行などで借金を増やしていました。ついに支払いが追い付かなくなり、借りて返すという方法をとってしまい、まさに地獄でした。今思えばそうなるまでに何とかするべきでした。

自己破産も考えましたが、身内にばれては困るので諦めました。今思えば、消費者センターや無料で相談できる弁護士事務所など、沢山あったのに全く思い付きませんでした。

 

しかし、たまたま借金を相談した知り合いの中に、特定調停を利用して借金を返した人がいたのです。その人に方法などを教えてもらい、自分で手続きを始めました。当然初めての事だったので、かなり面倒くさかったのを憶えています。

まず近くの家庭裁判所にいき、大体の流れを教えていただきました。特定調停する対象の支店などの所在地などで、担当する裁判所が違うようで、私の場合2カ所でした。まず件数の多い裁判所から手続きを始めました。

担当の方が良い人だったこともあり、書類の書き方も解りやすく全部教えてくれました。

 

あとは、会社ごとに電話をして、特定調停をするという事を伝え、書類の送り先を聞いてそこに送るだけでした。

一件ごとに切手代や為替を用意する必要がありましたが、少しで済んだと思います。その後は、裁判所の通知を待って面談して、生活費の相談や毎月返済できる金額を相談したと思います。

 

私の場合、全部で5件位借金があったのですが、400万円近いものが、金利の引き直しなどで、半分くらいになり喜んだ事を憶えています。

最初に借金を作ってから全額返済するまで10年かかりましたが、今となっては良い勉強になったと思います。