債務整理と任意売却何が違うの??

債務整理の中には、「任意整理」と呼ばれる手続きがありますが、よく似た言葉で「任意売却」と呼ばれる方法があります。

ここでは、任意売却と何?どんなケースで使われるの?そして任意整理をはじめとする債務整理との関係や違いについてまとめたいと思います。

 

任意売却について簡単に説明

まず、任意売却についてですが、簡単に言えば、街の不動産屋さんと貸金業者との合意を経て、不動産を売却する手続きの事を指します。

住宅ローンを組んで、念願のマイホームを手に入れても、諸事情で手放さなければいけない事があった時、売却の手続きを一人で進めるには限界があります。

また、不動産の価値が分からなければ、適正価格で売却できているのか?それとも買い叩かれていないか??などの判断もつきませんし、第三者が介入し売却の事を考えた方がメリットが大きいです。

それなりに費用がかかると言っても、マイホームを売却するとなった時は、必ず専門家に依頼する事をまずは抑えておくと良いかと思います。

 

任意売却のメリットについて

その上で、例えば自己破産する場合など、管財人が就いて財産処分をしていく中で、不動産も鑑定していくわけですが、これらの競売に比べて任意売却の方が良いとするメリットやデメリットについて、Q&A形式でまとめましたので、紹介したいと思います。

任意売却で必要な費用はいくらほどでしょうか??
任意整理に関わる費用には、

  • 仲介手数料
  • 抵当権の抹消費用
  • 差し押さえされている場合は、固定資産税や住民税などの税金
  • 管理費や修繕積み立て費などがある場合はそれらの費用

これらの費用がかかりますが、任意売却のケースでは、債権者が支払いする事になります。

任意売却の方が競売よりも高値で売れるの?
一般的には競売では6~7割り程度で買われると言われていますが、市場価格に近い価値で売れるのが任意売却のメリットです。
近所の方の目が気になるけど、バレないの??
競売の場合は、物々しい雰囲気が漂いますが、事前に情報が漏れずに任意売却の場合は手続きを進める事も出来ます。
任意売却でそのまま住み続ける事も出来るのは本当ですか?
確実にはと言えませんが、身内や親戚が買い取ってくれたり、知り合いのお金持ち(投資家)が購入し、そのまま住み続ける事が出来る場合もあります。
立ち退きの際に引っ越し費用が出るのは本当??
競売の場合は、何も費用は用意されないですが、任意売却では引越し費用をもらう事が出来ます。

 

ざっと、多く寄せられているQ&Aをまとめさせて頂きましたが、いずれにしても任意売却で自宅を売却する方が、競売をされるよりもメリットが大きいという事が分かります。

 

任意整理に多いのは、無担保ローン

ここまで任意売却について紹介してきましたが、債務整理や任意整理と任意売却の大きな違いとしては、任意整理で扱われる案件のほとんどが「無担保ローンを対象にしている点」だと、個人的には思います。

無担保ローンというのは、担保も保証人もなしのサラ金(消費者金融)を中心とした借入の事で、またクレジットカードについても、任意整理の対象に含まれては来ます。

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今までお話してきた任意売却ですが、債権者が銀行や信用金庫など、住宅ローンを融資している金融機関となりますので、債権者や融資取り扱いの金額もまるで違ってきます。

そのため、債務整理の手続の一貫で、借金返済をするために任意売却を一緒にしながら手続きするという事もありますが、根本的に取り扱っているものが違うという事が、ここで言えるかと思います。

 

あくまで債務整理というのは、借金返済について困難な場合に、借金や返済額の減額をしてもらった中で、返済継続するもしくは借金をチャラにしていくものだという事です。

それぞれの違いはあれば、ご自分の不動産という大きな資産を使っての手続きになりますし、手放したくない場合は民事再生という方法も検討出来るかも知れません。

 

このあたりになると、弁護士の力を借りて、きちんと相談しながら決めていくのが望ましいと思います。

是非、一人で悩まず、まずは無料相談から始めるのが無難では無いかと思いますので、上手く相談チャンスを活かして頂ければと思います。