債務整理しても用心せよ!なぜか一括請求を受ける事になったのはなぜ?

債務整理の手続きには、

  • 任意整理
  • 自己破産
  • 民事再生
  • 特定調停

が大きく分けてありますが、この中で自己破産を除く3つの手続きの場合は、債務整理の手続き後に返済を続ける事になります。

この中で、任意整理については、債権者と債務者との話し合いですので、裁判所を介する事は無いですが、民事再生や特定調停は、裁判所を通して返済計画を立てたり、和解を行う事になります。

 

これらの計画や和解内容ですが、きちんと約束どおりに守らない場合(不履行する場合)、ペナルティが課される事となっていて、借金が増えてしまう可能性があります。

 

おさらいですが、任意整理は「将来利息のカット」をしてくれるように和解をしていきます。

そのため、借金額が確定され、その金額を分割返済出来る事に、とても大きなメリットがあります。

民事再生は、「債権額の大幅のカット(元金放棄)と契約内容の大幅な見直し」で借金が大きく減額される事になります。

 

この2つの手続きで、せっかく借金が大幅に減額されたにも関わらず、また将来利息がカットされたりしたにも関わらず、約束を守らない事で、ペナルティが課されてしまうと・・・

せっかくの任意整理の手続きをした意味がなくなってしまいます。

 

債務整理を不履行する事で発生するペナルティとは??

ところで、約束不履行などで発生するペナルティとは何??ペナルティが発生する原因は??について、ここで紹介していきたいと思います。

遅延損害金が発生し、年20.00%を付けて完済まで支払いする必要があります。

まず、ペナルティについてですが、「遅延損害金」が発生します。

また、「一時に支払う=一括で返済する」という意味になっているので、この件について取り立て(督促)する事も出来ますし、強制執行などを裁判所に申立する事も出来ます。

 

このペナルティが発生する原因は、「期限の利益を喪失する事」にあります。

期限の利益は、債務者が債権者から不当な請求を受けたり、返済日を過ぎるまでは、返済する事が猶予されるように認められた権利の事で、民法上でも認められたものです。

 

この期限の利益があれば、ペナルティが発生しないのですが、約束不履行をする人までは守れないという事で、喪失事項について定めていて、上記の通りに約束を破った場合に課すという事です。

期限の利益については、債務整理 延滞でも紹介していますので、参考にして下さい。

 

以上の流れで、債務整理をした時でも、一括請求を受ける可能性があるケースというのが存在します。

無理な返済計画を立てずに、弁護士や司法書士としっかりと相談した上で、計画的な返済をしていくようにすれば、債務整理で借金苦から開放されます。

その点は、安心頂ければと思いますので、今借金で悩んでいる方は一度相談してみて下さいね。