妻の借金を債務整理したいけど、影響が出るの?

妻の借金が発覚・・・借金返済が進まない場合に、債務整理を検討したいとなった場合、夫の会社やローン返済などに影響が出るのか??

ここでは、妻の借金が与える影響について、まとめていきたいと思います。

 

妻の借金で考えられる影響は??

まず、奥さんが借金していて、債務整理をする場合に、夫が受ける影響は??についてですが、考えられるケースは「連帯保証人かどうか」という点だと思います。

 

連帯保証人は、妻に限らず全般に言える事なのですが、主債務者と同じだけの債務責任を負います。

そのため、主債務者が自己破産などで借金をチャラにしても、その債務は連帯保証人は已然として支払い義務があります。

 

しかも、通常の保証人と連帯保証人では責任範囲の違いがあります。

保証人による違いについては、改めて詳しく紹介したいと思いますが、簡単に言いますと、

  1. 検索の抗弁権
  2. 催告の抗弁権

この2つの抗弁権が認められていないのが、連帯保証人です。

 

よって、連帯保証人のローンに夫が加担している場合などは、支払い義務を一手に引き受けなければいけないという事になりますので、ご主人側も債務整理をするかどうかを検討しなければいけない可能性があるという事です。

 

連帯保証人では無い場合、配偶者に支払い義務はあるの?

次に、連帯保証人などでない、いわゆる無担保、無保証のローンやキャッシングなどですが、配偶者に取り立てが及ぶのか??という点ですが、

結論としては「支払い義務は本人のみで、配偶者とあっても支払い義務は無い」となります。

 

心情的には、内緒の借金があれば家計で賄うという事や、立て替えてあげたいという気持ちになるのも当然かもしれませんが、法律上では支払い義務は無いとされています。

(=繰り返しですが、あくまで保証人では無いケースの場合です。)

 

名義貸しをしているケースや勝手に名義を使用した場合はどうなるの?

逆に、妻が夫の名義を借りているもしくは勝手に使用して借金をしている場合、この返済義務についてはどうなるのか??という点ですが、

結論としては、「名義人が支払い義務あり」となるので、このケースで言えば夫に支払い義務がある事になります。

 

家族内の事なので、ご主人様も問題にするケースは少ないとは思いますが、皆さんがそういうわけでも無いですし、逆に友人や知人が名義貸しやなりすまし契約をした場合は、「名義変更で実使用者へ変更する事」もあり得ます。

もちろん、なりすまし契約のような犯罪行為となれば、「詐欺罪」で問う事も可能ですが、そこまでに至るかどうかは、本人の気持ち次第というところでしょうか。

 

いずれにしても、連帯保証人となっているケース、無担保ローンのケース、名義貸しのケースそれぞれの立場によって変わってきますので、上記の例を参考にして頂ければと思います。